参加された方からのアンケートです。わからなかったという記入はなく実はホッとしています。
このようなキチンとしたアンケートの用紙を作って頂き、集計いただいて公表しても良いかもアンケートに記入欄がある。当たり前のようですが、今まで出来てませんでした。
今回のセミナーではこういう事を色々教えていただけたありがたい経験をさせていただく事ができました。
奈良県建築士会さん主催による
「つよい木造住宅のつくり方」
無事終了しました。
長く神戸西宮で勉強会をしてきましたが、
なんと、
奈良で行うのは
初めてです。
集まった人も
ほとんど顔見知りなく、
知らない顔に囲まれて話すのは
本当に久しぶりです。
理解してもらえる話しが出来るのか❔と
ドキドキしながらの4時間でした。
終了後、
出版物の本を販売しましたが、
数冊準備した本は
嬉しい事に売り切れました。
セミナーを開催頂いた奈良県建築士会様
暑い中、休日に集まった参加者の皆様
ありがとございました。
4月12日午後6時〜8時30分まで
「材木業界の現状と「木の文化」の伝承について」
千数百年に渡ってこの国の文化を支えてきた「木材」今や林業も木材流通も大きく変化し、木造建築に限らず「木の文化」の継承はかなり厳しい局面に来ています。
この状況下で次世代に何をどのように伝えていくべきか、今、我々に出来ることは何か? を考えます。
勉強会の発起人でもある(株)木匠代表取締役飴村雄輔氏によるお話です。
「伝統を学ぶということ」
日本にある❝伝統❞の技は、学問として整理される事なく、実践の中での❝口伝❞で伝えられてきました。なぜ、その必要があったのか❔『伝統』から学んだ木造を解説します。
「軸組としての木造」
RC造・S造とは違う、伝統木造の『軸組』について解説します。
定員15名の中なんと18名もの申し込みがあり、キャンセル待ちが出る講座になりました。講座に参加出来なかった人も終了後の雑談会に参加される人ありで、大いに盛り上がったセミナーとなりました。
木造軸組トラス。
私たちには、この技術を次世代につなぐ、ミッションがあります。
私は、もともと日本の建物が好きでした。
日本の建物とは、
太い大きな梁の上に木材が乗って加重による
「力のバランス」で建つ、強い家なのです。
これが日本の建物伝統的な建物でした。
今では大きな木材が手に入りにくくなり、
かつてのような家を建てることは難しくなってしまいました。
けれども、「木造軸組みトラス」工法を使えば、
現代の細い木材でも、補強材を使わなくても、
軸力によって十分に強い建物ができるんです。
自然の風雨から住む家族を守って、永く建ち続けられる家。
家族の変化にあわせて、きちんと修繕ができる家。
これこそ「日本の風土に合った、強く健康な建物」だと思うのです。
軸組の屋根に登ったら、その家の強さがわかります。
木造トラス研究所・(株)合掌
〒630-8115 奈良市大宮町6丁目4=8-403
〒630-8127 奈良市三条添川町3-12-1
Tel: Fax(0742) 36-2929