設計事務所の為の概算見積の手法no2

24日26日と2日続けての勉強会が無事終了しました。
定員8名で実際の参加者は7名で行いました。

1日目は話が脱線しながらの概算での見積もりのための基礎知識の説明。

 

2日目は漏れ落ちの話をした後に、簡単な図面を元に実際に拾う練習をしました。

 

好評だったかどうかは、これからの参加した方からの満足度をお聞きしないと分らないですが、
とにかく、疲れました。2日続けて行うと、さすがにグロッキーです。
来年以降にこのシリーズの勉強会をするかどうかは、不明です。


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設計事務所の為の概算見積の手法

もし結婚を控えていて、
披露宴会場を探していたとして、
ここが素敵と思った会場で相談が始まったとして、
あれもしたい、これもしたいと考えながら担当者さんと話していて、
気がついたら見積もりの時に予算の倍くらいの値段が出て来たら…

どうするでしょうか?

1.やっぱり、贅沢言い過ぎたんだわ。と思って反省してもっと捻出するべく親に甘えるでしょうか?

2.それとも、最初にこれくらいでって言ってたのに、と腹を立てて会場をキャンセルして帰ってくるでしょうか?

3.それもとも、話し合いをして予算に合うように項目を削りながら、どれくらいのオーバーで済むか打ち合わせを重ねるでしょうか?

私なら違約金を支払ってでも2のキャンセルを選びます。
もし、最初に予算を伝えていて、倍くらいの見積書が堂々と出て来たら、それだけで、違約金を支払うのも嫌です。

建築の世界では、なぜか2のケースは殆どなくて、1か3のケースになるようです。
2の場合でも、みんな泣き寝入りで、設計料を支払って、契約解除されています。

でもこれは建築の世界では常識かもしれないけど、一般では非常識なことじゃないかと思うんです。

ようやくー予算を伝えていたにも関わらず、倍からする見積もりが来た場合、お施主さんはキャンセルする場合が出てくるようになりました。設計者としてはこれから、お施主さんと打合わせしながら、予算に合わせて行くという方法は撮れなくなって来たようです

設計図が出来てから、やおら工務店に見積もりを取るのではなくて、
予算を考えながら、設計しつつ、工務店に見積もりを出す時には、ある程度の概算金額は設計事務所自身がつかんでいられるように、2日続けての見積もり講座を開きます。
7月25日26日

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棟梁とまわる若狭小浜の木造建築

「棟梁とまわる若狭小浜の木造建築」のツアーに参加してきました。
18・19日の2日かけて小浜のお寺を解体修理した本人さんが案内してくれて、
目の前で質問に答えてくれるというまぁ、あり得ないツアーに参加して来ました。
写真は飯盛寺です。桧皮葺きのお寺は知ってますが、茅葺きのお寺は始めて見ました。
小屋裏も見せてもらいました。
写真は飯盛寺。つづく。


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だから私たちは手加工する

今やプレカットが当たり前の時代に私たちは加工場で「手加工」して木の骨組みを作っています。

で、それをわかりにくいですが、
どうして、昔の手加工にこだわるのか、ていうことと
今のプレカットの問題点と会わせて8ベージの文章にまとめました。
興味のある方は問い合わせ下さい。

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