 
    
木が活動してて水をたっぷり運んでいる時、
木の表面ってこんな感じだそう。
皮がペロンって浮き上がってる。
    冬のを実際に観察してないけど、
    このペロンとなってる皮が
    身に張り付いてるのが休眠の時だそう。
 
    
年輪の外側
    白い所(白太)が水や養分をを運んでいます。
    皮に近いところですね。
木が活動している時
    ここに水分がたっぷりあるので
    皮が剥けやすいんですね。
    今の時期に伐採した木は皮が取りやすい。
    木を裁断して別の用途材に加工するなら
    皮がめくれ易い方が良いですね。
    作業しやすいから。
でも、木の性質を利用した
昔ながらの木の軸組なら
    ちょっと違う。
    冬目の皮が剥きにくい木が良い。
中心の赤っぽい所が活動終了してお休みしている所。
この赤身が構造材では重要なんですが、
家の構造材を求める一般の方でも
なんと、
この頃はこの白太が人気なんだとか。
    白い木って私にはあまりいい感じではない
    柔らかくて、弱い。
    水に弱くて、腐りやすい。
    ので。
木の性質を利用して骨組み(構造体)を作る。
    というのが日本の木造軸組。
    なので骨の見た目が綺麗とかじゃなくて
    骨が強い方が良いのです。

 
    
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