毎年しゃべっては内容に加えて 今回は 実験体を持参して 木が壊れる状態を目で確認してもらって、木の性質を語りました。
機械乾燥で何が悪いかと言うと、 最初に熱を加える事で 水分も飛ぶけど 油も飛ぶんです。 パサパサの木です。 木のミイラ と、私は呼んでいます。 生きている木は 水分を吸って、葉っぱで養分を作り、養分を体に届けます。 そういうやり取りをする管が木の内部にあります。 その管が縦に通ってて 木って繊維の束の集まりみたいなもんです。...
今回は資料をもとに説明するのでなく、 撮りためた木造の写真から見えてくる伝統木造の基本について色々お話させていただきました。
ここ数年毎年行ってる 木を縦二つに割る というイベントです。 木を縦二つに割ると綺麗に二つになりません これは木が生きてた、命ある材料だからです 今年の材木はなんとの綺麗に二つになりました。 こういう年もあって良いね。
木が活動してて水をたっぷり運んでいる時、 木の表面ってこんな感じだそう。 皮がペロンって浮き上がってる。 冬のを実際に観察してないけど、 このペロンとなってる皮が 身に張り付いてるのが休眠の時だそう。
令和の最初の「和のトラス学ぶ会」テーマは 山を見学して実情を体感する。です。 案内がないと分からない木の事 沢山教えていただきました。 今は一年中木を切り出して、出荷する。 という流れになっていますが、 以前は お盆が終わった頃から2月までが木を切る時期《冬目》で 2月からお盆までは《夏目》の木で木は切らなかったのだそう。...